全棟VOC検査しています
突然ですが、この2つのビンの中身の違い、わかりますか?
①は天然木(無垢)を5年間水に浸したもの
②は集成材(木材をあつめて集成して接着した板)を5年間水に浸したもの
です。
①方が水の透明度が高いと確認できると思います。
②は接着剤や塗装剤に含まれる揮発性有機化合物が溶け出して
茶色く濁っているのです。
1枚の板でさえ、このくらいの差がでます。
この写真と同じように、家全体を構成する木材から化学物質が
放出されているとしたら・・。
VOC検査とは、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒド、
トルエン、キシレン、アセトアルデヒドなどの揮発性有機化合物の
室内濃度を測定・分析することです。
厚生労働省によって室内濃度指針値は設定されているものの、
建築会社に測定義務はなく、実際は野放しに近いのが現状です。
さらに、指針値を超えようと一切罰則がないこともシックハウス症候群が
増えている原因かもしれません。
私たちは、長持ちしない建材、体に悪影響を与える資材は使用しません。
使用する建材の安全性に絶対の自信があるからこそ、全棟「VOC検査」を行っています。